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体内のコミュニケーション能力を高めるタンポポT-1エキス

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体外受精をする際に採卵をします。この時、卵子を十分に成長させるために排卵誘発剤を使いますが、薬をたくさん使っても成熟卵胞の数が少ないことがあり、臨床医にとって課題の一つとなっています。

 

脳から「卵子を作ってください」というメッセージを伝えるホルモン、ゴナドトロピン(Gn)を卵巣が受け取ると、卵巣は卵子を成長させます。排卵誘発剤はこのメッセージと似た働きをして卵子の成長を助けますが、年齢が高くなると脳から分泌されるGnを卵巣で受け取る能力が落ちてきます。

 

一方からどれだけメッセージを送っても、それが相手に届かなければ意味がありません。卵巣は「まだGnのメッセージを受け取っていない」ので卵子を育てないのですが、脳は「メッセージを送ったのにどうして卵子を作り始めていないのだろう?」とGnを何度も送り、結果、体内のホルモンバランスが乱れて不調をきたします。

 

実験でIVF 低感受性患者と正常患者の顆粒膜細胞にタンポポT-1エキスを加えたグループと加えなかったグループを比較したところ、タンポポT-1エキスを加えたグループの顆粒膜細胞のレセプターのメッセンジャーRNAに増加がみられました。つまり、顆粒膜細胞のメッセージを受け取る能力が高くなったということです。

 

タンポポT-1エキスと排卵誘発剤を一緒に使うといい卵子が取れるのは臨床でわかっていましたが、これを裏付けるエビデンスとして有用であると考えます。

 

 

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