Blog

風疹の流行拡大に備える

更新日:

 

 

国立感染症研究所は9月19日、直近1週間の風疹患者数を127人と発表しました。1週間の報告数が100人を超えたのは今年初めてで、累計患者数は496人となり、昨年1年間の5倍を超えました。関東地方を中心に流行が拡大していますが、愛知や広島など今年に入って感染報告があった自治体は34都道府県に上っています。

風疹の一番の問題は20~40代の妊娠可能な男女に罹患率が高いという点です。

なぜ風疹と妊娠が関係するかというと、妊娠初期の妊婦さんが風疹に感染すると、耳が聞こえにくい、目が見えにくい、生まれつき心臓に病気があるなど赤ちゃんに影響が出る恐れがあるからです。妊娠初期にかかると発症するといわれていますが、妊娠後期だからといって安心できるわけではありません。

1995年4月以降は生後12~90カ月未満の男女に風疹ワクチンが摂取されることになりましたが、それ以前に生まれた現在20代後半~40代の人は風疹の免疫を持っていない可能性が高い「空白の世代」となっています。

ならばすぐにワクチンを打てばいいのではないかと思いますが、女性は妊娠していないことが明らかでない限りワクチン接種を受けられません。また、ワクチン接種後2カ月は避妊が必要です。

ですから、特にこの世代の男性は、医療機関で風疹の抗体検査ができますのでワクチン接種を行っていただきたいです。
2013年の大流行の時は患者の約70パーセントが男性で、30~40代男性の約16パーセントが風疹の免疫を持っていませんでした。そして、妊婦さんにおいてはパートナーからの感染が少なくないことが指摘されています。

ご主人や同居家族はウイルス感染において非常に重要な立場にあります。いつどこで誰にうつすか、うつされるかわからないのですからワクチン接種を受けてください。そして、風疹の流行期や流行地では可能な限り人混みを避け、帰宅後はすぐに服を着替えて奥さまと赤ちゃんを守ってあげてください。

 

ワクチンがまだない時代に、人々はどうウイルスと闘っていたのでしょうか。

第一に、ウイルスに限らず病気の治癒には免疫が関係していますから、体の力を底上げして免疫力を高めることです。十分に寝てきちんと食べるだけでも免疫力は格段に上がります。

第二に、抗ウイルス力のある食材や漢方でウイルスの力をできるだけ削ぎます。妊娠中にウイルス量を減らせば減らすほど母子感染でウイルスが赤ちゃんにうつる確率もそれだけ低くなります。

抗ウイルスの代表的な食材はタンポポ、シソ、ダイコンの皮、ゴボウ、パクチー、陳皮、茶などです。

抗ウイルスの漢方にはタンポポ、青蒿(せいこう)、茵蔯蒿(いんちんこう)、板藍根、ハトムギ、葛根湯などがあります。タンポポの葉には強い抗ウイルス作用があります。タンポポの葉から抽出したタンポポT-1エキスはさまざまなウイルス性疾患に有効であることが報告されています。

 

風疹の初期症状は風邪とよく似ています。「風邪を引いたかな?」と思ったら、積極的に抗ウイルスの食材と漢方を摂ることは有効な方法です。予防できるものは予防しましょう。

 

 

<参照>
■邵輝、「抗ウイルスの食材と漢方」、健康プラス23号
■水戸部六美、風疹の患者、累計496人に 34都道府県で感染報告、朝日新聞、2018年9月19日

 

-Blog

Copyright© たんぽぽ茶 ショウキT-1 , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.