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男性不妊の原因は大きく3つ
日本人の50万人が不妊治療を受けていると言われています。
不妊の原因は様々です。
しかし、本邦では不妊というと女性の問題だと思われがちです。
そして不妊治療や対策をするのは女性がするものというイメージがついております。
しかし、不妊が起こる原因は女性だけではなく、男性側の原因で起こる可能性が同等にあります。
ただ、男性が原因の不妊は気づきにくいのです。
なぜなら、男性のほうが検査を受けることに対して抵抗がある方が多く、また仕事を言い訳にしやすいためでしょう。
そのため、男性側の原因により不妊は発覚しづらいのです。
とはいえ、少しずつですが男性不妊についても認知されてきました。
そこで男性不妊の原因は、大きく分けて次の3つがあります。
①精子の数が少なかったり、精子の運動性が低い
②精管が詰まっていて、性交時に精子が排出できない
③加齢やストレスによる勃起障害(ED)などによる性機能障害
①について「造精機能障害」、②と③については、「精路通過障害」などと呼ばれます。
医療機関で治療を受けないと治らない場合もありますが、特に①の精子の量や運動性の向上は日頃の生活を見直すことで改善することがあります。
日常生活で行えることをご紹介しましょう。
精子を守る10ヵ条
- 禁煙をする
- 下着はブリーフよりもトランクス
- 飲酒は適量に
- 長風呂、長サウナを控える
- 自転車、バイクに乗りすぎない
- 放射線に要注意
- 育毛剤を飲まない
- 規則正しい生活
- 膝上でノートPCを使わない
- 禁欲しすぎない
これらは「精子を守る10ヵ条」として医師もおすすめしています。
一つずつ詳しく説明していきましょう。
①禁煙をする
タバコは妊娠率を低下させることがわかっています。タバコは精子の量・質ともに下げるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。百害あって一利なしなので禁煙をするようにしましょう。
②下着はブリーフよりもトランクス
精子の量や質がブリーフを履いている人と比べてトランクスを履いている人のほうが高いことがわかっています。
精子は熱に弱いので、風通しがいいトランクスがいいのです。
③飲酒は適量に
お酒は適量であれば、健康にいいのですが過度に飲むと精液量と正常な精子量が低下します。また、大量に飲むと勃起不全を起こすことがあります。ご注意ください。
④長風呂、長サウナを控える
先ほど述べたように、精子は熱に弱いです。長風呂、長サウナは精子に悪影響を及ぼします。
⑤自転車、バイクに乗りすぎない
自転車・バイクは股間に刺激を与えます。長時間、自転車を乗る人が精子の質を下げることがわかっています。
⑥放射線に要注意
放射線は正常な精子が生出来にくくなります。
携帯をポケットに入れておくのもやめておいたほうがいいでしょう。携帯から発信される電波というわけではなく、携帯の熱が原因だと言われています。
⑦育毛剤を飲まない
育毛剤には、男性ホルモンを抑える成分が含まれています。男性ホルモンが減少することで精子が作られなくなります。精子のためには育毛剤を飲まないようにしてください。
⑧規則正しい生活
規則正しい生活をするようにしてください。精子はストレスや疲労に敏感です。規則正しい生活でストレスや疲労をためないにしましょう。
⑨膝上でノートPCを使わない
膝上でノートPCを使うと、PCの熱が精子に悪影響を及ぼします。
10禁欲しすぎない
適度に精子を出しているほうが、元気な精子になることがわかっています。禁欲しすぎないようにしましょう。
活性酸素を除去することで精子を守る
今回、ご紹介した「精子を守る10ヵ条」のほかに、おすすめの方法をご紹介します。
精子は、活性酸素と呼ばれる体内の細胞を傷つける物質にダメージを与えられます。
活性酸素を除去することが重要になってきます。
つまり、活性酸素を除去する食べ物や生活を心がけるようにしてください。