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赤ちゃんの性別が決まるタイミング
産まれてくる赤ちゃんの性別は気になるかと思います。
一般的には16週目ごろには性別がわかるといわれています。
しかし、産まれてくる赤ちゃんの性別が決まるのは、卵子と精子が受精したときです。
実は精子には2つに種類があります。
X染色体を持った「X精子」とY染色体を持った「Y精子」です。
「X精子」が卵子と受精すると女の子に、「Y精子」だと男の子になります。
各精子の特徴は以下の通り。
X精子の特徴
- アルカリ性に弱い
- 酸性に強い
- 寿命が2~3日
- 動きがゆっくり
Y精子の特徴
- 酸性に弱い
- アルカリ性に強い
- 寿命が1日と短い
- 動きが早い
さらに、「Y精子」のほうが「X精子」よりも2倍もうまれてきます。
そのため、男の子のほうが産まれやすいのでは?と思ってしまうかもしれません。
しかし、男女の生まれる割合はほとんど50%ずつです。
実は、女性の膣内は雑菌などを排除するために酸性になっています。
そのため酸性に弱い「Y精子」が死んでしまい、卵子に届くころには、同じ割合になっているため男女がほとんど同じ割合で産まれてくるのです。
男女で産み分けをしたいと希望してくる方にとっては、膣内にゼリーを塗ることで酸性・アルカリ性どちらかに偏らせることで、ある程度確率を変動させることができるようです。
高齢になると女の子が産まれやすくなる理由
最近の研究で、通常であれば50%ずつで産まれてくる男女が、男性側が高齢になるほど女の子が産まれやすくなることがわかってきました。
近年、男性の精子力が問題になっています。
自然妊娠をするためには、精液1ミリリットル中に、精子が1500万個以上、活発に動く精子が40%以上が望ましいとされています。
この精子の量・質ともに低い人が増えています。
精子の量・質を改善させるための方法を以前、ご紹介させていただきました。
男性不妊を日常生活から見直す「精子を守る10ヵ条」
高齢男性の場合、この基準を超えていたとしても、女の子が産まれやすくなります。
特に50歳を超えてくると、女の子が産まれやすくなることが顕著になってくるそうです。
これは、精子力が弱くなっているため、比較的強い「X精子」のほうが卵子まで残っていやすいからです。
さらに、「妊孕させる力」も弱くなることが研究で明らかになってきています。
検査場の数値では、問題なくても数値では見えない「精子力」が弱くなってきているのです。
精子力を向上させる方法
改善させるためには
でご紹介している「精子を守る10ヵ条」を実践してください。
改めてご紹介します。
- 禁煙をする
- 下着はブリーフよりもトランクス
- 飲酒は適量に
- 長風呂、長サウナを控える
- 自転車、バイクに乗りすぎない
- 放射線に要注意
- 育毛剤を飲まない
- 規則正しい生活
- 膝上でノートPCを使わない
- 禁欲しすぎない
これに加え、活性酸素を増やさないことです。
活性酸素は、体に入ってきたウイルスなど悪いものを排除するために体に備わっているものです。
しかし、ストレスを感じたりや食生活・生活習慣が悪化すると過度に活性酸素が発生しています。
食生活や生活習慣の改善することが大切になってきます。
夜更かしをしない、睡眠時間をしっかりととる、適度な運動をするといった生活習慣に加え、大豆や青魚など、活性酵素を減らす効果がある栄養素を、積極的にとるようにしてください。
産み分けをしたいとも思っている人もそうでない人も、まず精子力をあげることが大切です。
少しでも精子力をあげられるように今回ご紹介した内容を取り入れていてください。