不妊症に対してどんな治療法がありますか?
大きく分けると3種類あり、人工授精(AIH)、体外受精(IVF)、顕微授精(ICSI)となりますが、どれも精子と卵子が出会う為に、卵子と精子の距離を縮めて上げる事ができます。
顕微授精(ICSI)について解説します
体外受精と違う点は受精方法です。顕微授精(ICSI)は、顕微鏡下で精子と卵子を受精される方法です。卵の細胞の中に直接精子を注入します。
顕微授精(高度不妊治療)の対称になるのは、一般不妊治療では妊娠が難しいご夫婦です。
体外受精は一定量の精子が必要なのに対して理論的に顕微授精は、精子と卵子がそれぞれ1個あれば良いです。
顕微授精も一定の期間受精卵を培養し、分割卵または胚盤胞になったのを確認後、子宮内に移植します。これを胚移植といいます。
最近は草食系男子が増えていると言われていますが、日本の場合、不妊の原因は、男性・女性共に半分半分です。特にヨーロッパでは男性不妊の方が多いとも言われています。
顕微授精は金額面で、40万~50万前後とそれぞれ施設によりバラバラですが、体外受精よりも10万くらいは高いです。
妊娠率は20%~30%前後となります。