不妊症に対してどんな治療法がありますか?
大きく分けると人工授精・体外受精・顕微授精の3種類。
どれも精子と卵子が出会う為に、卵子と精子の距離を縮めて上げる事ができます。
では、体外受精(IVF)について解説します。
体外受精(高度不妊治療)の対称になるのは、一般不妊治療では妊娠が難しいご夫婦です。
卵管障害、ピックアップ障害、男性不妊、抗精子抗体、子宮内膜症、原因不明不妊等の色々な場合があります。
体外受精の4つのステップ
1,採卵(女性)と排精(男性)
2,媒精(卵子の周囲に一定数の精子を置き、自然受精を期待します)
3,培養(受精卵の発育を促します)
4,胚移植(胚を子宮に戻すことをいいます)
体外受精・顕微授精ともに、一定の期間受精卵を培養し、分割卵または胚盤胞になったのを確認後、子宮内に移植します。これを胚移植といいます。
金額面では、40万~50万前後とそれぞれ施設によりバラバラです。
※ホルモン剤も使いますが価格に含まれません。
妊娠率は20%~30%前後となります。
少しでも確率を高めようと、揺動培養、二段階移植、シート法、GIFT法やZIFT法等の最新医療が多いのも、ドクターの先生の日々の努力と研究があるからです。